思い切っていじってます。。。?


スピードメーターギア変更:2004/10/17

 フロントホイルの変更によって、前輪のスピードメーターギアは使用出来なくなる。
 ホンダは、この時代から後カウンターシャフトからの取り出しにほとんど
 変更しているので、前輪にギアが付いてナイスなホイルが無い。

 仕方がないので、りょーたさんのページを参考に、カウンターシャフト取り出しに変更の予定。
 ギア取付用の板やスペーサーの寸法などを唐突な質問に対して丁寧にお教え頂いて感謝してます!
 現在AutoCADでポチポチ図面引いているところですわ。

 まずは、カウンターシャフトにギアに合うボルトの頭を付ける。
 カウンターシャフトには3.5mmで5〜6mmぐらいの穴があるので、その径になるまで
 ボール盤でネジを回転させながらサンダーで削る。
 時々ノギスで測りながら、近くなったらヤスリを当てて。。。

speed-bolt-2 speed-bolt-1

 (3mmだと思って2.9mmぐらいにしたら緩かった。少しきつめにした方が、芯もバッチリでるし
 取り付けや接着強度も良いですね)
 このボルトを、金属用瞬間接着剤で穴にはめる。

 現在、スピードギアの入荷待ち&取り付け金具、スペーサーの図面作成中。

 ちなみに、どの車種が合うのかは何とも言えない。
 下表のような計算をしてみたが、バイク屋さんに聞いたらRC30とRC36のギアの
 品番は同じだと言う事から、メーター内部の減速比で対応している場合もあり、
 やってみないと分からない。
 あとは、近いところでNC35かな。
 RC36のギアは注文してあるけど、実験用にNC30のギアも中古で入手。。。

スプロケット 減速比 ホイルサイズ タイヤ幅 扁平率 直径 円周 L*Ratio
F R Ratio Wheel Tire Aspect D L
BROS(後期) 43 16 0.372093023 18 150 60 63.72 200.0808 74.44866977
BROS(前期) 43 16 0.372093023 17 150 70 64.18 201.5252 74.98612093
VFR750F
(RC24)
45 16 0.355555556 17 170 60 63.58 199.6412 70.98353778
RC30 40 16 0.4 18 170 60 66.12 207.6168 83.04672
RC45(RVF) 40 17 0.425 17 195 50 62.68 196.8152 83.64646
VFR750R-Pro
90-98(RC36)
43 16 0.372093023 17 170 60 63.58 199.6412 74.28509767
NC30 45 15 0.333333333 18 150 60 63.72 200.0808 66.6936
NC35(RVF) 38 15 0.394736842 17 150 60 61.18 192.1052 75.831


 そろそろ部品が揃うかな。。。

2004/11/14加筆
 11月始めに図面を書いて発注済み。
 メーターギアを取り付けるためのプレートと、それを
 スプロケットカバーから浮かせて取り付けるカラーです。
 広島の永井鉄工所さんで9,000円弱。
 t=3mmのプレートはSUS304だと厳しいかと思ったらできるそうです。
 (大抵の所は、2mm越えるとめげちゃうみたい)
 軽量化とは反するけど、ちょっとしたところだし酸化してばっちく
 なるのイヤだし。
 
 前述のりょーたさんのご厚意により、あらかたの寸法を教えて頂いて
 作成した図面はこんな感じ。
 BROS_parts_all.pdf
 スペーサーについては、図面の通りギリギリまでネジを切ったり
 掘ったりするのは難しいので、加工の都合と相談して適宜変更。

 メーターギアも入荷したけど、RC36/RC30/NC30ともに形状、品番は
 同じみたい。
 少なくともRC30/36は品番も同じ。
 実際に減速比を向かい合わせで押しつけて回して比較したけど、
 同じだな。。。
 ってことは、メーター側の減速比が全てを決めてしまう。
 まぁ、実際の速度とあまりにもあわなけりゃ、換算の目盛りでも
 ふると言うことで。。。
 りょーたさんのページによると、20%ほど高めにでるとか。
 但し、17インチのNC35ホイルだから、18インチを使おうとしている
 おいらは若干ましかもしれない。。。

2004/11/22加筆
 金具も届いたので、組んでみたが。。。
 ドライブスプロケットカバーは簡単に穴があく。

speed-bolt-3

 問題はここから。
 素人採寸なので、やっぱり寸法あわない!
 スピードギアがあと3mm弱前方で良かった。
 すんなりとは言わないが、

speed-gear-1

 ステンで作っちゃったから、削るのも大変。
 ドリルやヤスリで地道に穴広げて何とか抵抗にならないで動く位置に固定。
 メーターケーブルは、RC36用でジャストミート。
 他のケーブルと同じルートで通して、メーター側も無理に曲がらず
 良さそうな感じがする。

speed-gear-3



2005/01/24加筆
 足回りが大体出来たところで正月に試乗したら、金属用接着剤で固定したはずの
 カウンターシャフトのボルトが取れて、空回り。_| ̄|○ ガクガク
 やっぱりボール盤+ハンドグラインダーでは削りすぎたようだ。
 それに加えて、メータギアのステー位置が合っていなかったので、無理な力も掛かったんだろう。
 現物での誤差を元に修正した図面でのプレートと、寸法を指示したボルトの再作成のために
 チェーンケース用ステーと共に数社に見積依頼中。
 これらの図面もいずれ公開予定。


再度ボルト取付:2005/02/06
 今回は鉄工所に頼んで3.2mm(-0mm)で作ってもらったボルトを微調整しながら叩き込んだ。
 もちろん、金属用接着剤付けて。
 でも、一度取れちゃうと心配だから走れるようになったらバイク屋さんでボルトの側面を
 溶接でちょん付けしてもらおう。。。
 プレートは、バフ掛けでピカピカにするつもり。


修正完了:2005/04/04
 プレートも、作り直して寸法はかなりバッチリ。
 無理な力も加わらないだろう。
 見た目も無理矢理拡げた穴も見えず、美しくなった。
 ボルトは側面とカウンターシャフトの面の角に軽く溶接してもらった。
 もちろん、スプロケット交換の時にロックプレートが抜けるように、溝が引っ掛からないよう
 ヤスリで溶接のはみ出た部分をちゃんと削って。。。

 プレートは、青棒とピカールでぴかぴか。
 メーターの誤差は+10%〜15%少々と言ったところ。
 高速で全開にすると、いきなり目盛りの無くなるところまで行くのでびっくりするが、
 回転数から計算してもX00km/h前後のはず。
 そのうち嫁に車で併走してもらって確認するか。

speed-gear-4



あらら。。。:2005/08/06
 BROS関連の情報を調べていたら、スピードメーター用のギアはNSRが良いそうな。
 これだと誤差がほとんど出ないとさ。
 部品番号も出ていたので、早速明日注文だ。

 よく考えたら、上の表で一生懸命計算したけど、フロントタイヤのサイズを考慮して
 いないから意味がないことに今更気付いた。
 元々BROSはフロントで計測しているんだから、そのタイヤの回転数だな。。。orz


ばっちり!:2005/08/13
 早速調達したMC28用のギアと比較。
 RC36用は、5速3000rpmで80km/hを表示。
 MC28用は、同じところで72km/hを表示。
 グラフにすると分かりやすい。

speed-gear-5

 レッドゾーン手前の8,500rpmで200kmちょっとというのは、今までの感覚と同じ。
 ほぼ正解でしょう。
 改造前後でのタイヤの外径の違いは1%以下だし。
 これで、車検の時も困らない。はず。。。吉岡さ〜ん!
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