4.ひとひねり!

組んだのは良いけど、問題発覚!


・今回使ったのは、会社でゴミになっていたHPのPCに入っていたマザボなのだが、組み立てる時点で電源やランプ類のコネクタが通常のDOS/V機と違っていて無理矢理付けたりしていた。
 まぁ、これは動いてしまえば大した問題ではないのだが、サーバーとして使うには重要な問題が発覚した。

電源喪失時の自動再起動が出来ない!

 これは痛い。
 UPSで保護しているシステムに乗せるので、停電時はUPSからの信号で自動シャットダウンして、いわゆる「電源を安全に切れます」表示にしておくのだが、通常サーバーで使うマザボはこの状態からUPS自体が最終シャットダウンした後に復電すると、「Power On After Power Lost」の設定で自動再起動する。

 この機能がなければ、せっかくUPSを付けても「安全に終了」するだけで、電気が戻っても起動してくれないから、電源ボタンを押しに出勤しなければならない。


 仕方がないので、トランジスタ2個で「常時出力(PS/2とかに供給している)の5Vが入ったら、ワンショットで数秒間PowerSW回路をショートする(電源ボタンを押した状態にする)」回路を組んだ。

 power-1

 いろいろ実験してたのだが、マザボのPowerSW端子ってゲート直接みたいで、指で触るACノイズだけでも起動してしまう。
 一応、パスコンなんかで落ち着かせたが、明け方に原因不明の再起動が何度か起きた。
 恐らく、電源回りののイスで誤動作してるんだと思うけど、明らかにこの回路が臭いので結局中古のP3B-Fを買って入れ替えてしまった。
 それ以降、原因不明の再起動は無いところを見ると、これが原因だった可能性が大である。

 power-4

取り付けはこんな感じで、電源からの線と、SWからの線に割を入れている。

あんまりにもしょうもない回路だったので、回路は公開しません(おいらも忘れた)が、興味のある人は連絡してみて下さい。